これがヘルニアが手術なしで改善する一つの理由です

これがヘルニアが手術なしで改善する一つの理由です

(a)感染: 手術をすれば、それがどの部位でも細菌が入りますので、感染の危険が伴います。椎間板ヘルニアの手術ならば、化膿性椎間板炎や化膿性髄膜炎(ずいまくえん)が起こる可能性があるということです。それを避けるために手術を清潔に行うことはもちろん、予防的に抗生物質を点滴します。これまでにこの手術で感染が生じたことは一度だけで、この方の場合は皮膚の病気のためホルモン剤を飲んでおり、ほかにも悪条件が重なっていました。

手術を受けたのは2013年の4月。手術室のベッドにうつ伏せの姿勢で横たわると、まず背中に局所麻酔の注射を受けました。それから先生はX線透視像を顕微鏡で見ながら、ヘルニア(逸脱)を起こした腰椎の椎間板に向かって直径約1.5ミリの針を背中の皮膚を通して挿入されました。

ヘルニアという医学用語は、一般に、体内の臓器や組織が、本来あるべき部位からはみ出してくる状態をいいます。「腰椎椎間板ヘルニア」は、重量物を不用意に持ちあげた時などに、腰椎(背骨の腰の部分)の椎間板内圧が高まり、線維輪に亀裂が生じて中の髄核が脱出した状態です。脱出した髄核それ自体も「ヘルニア」と呼びます。

筋肉・関節の症状や、痛みで動かないことによる筋力や柔軟性の低下などの二次災害の予防・改善に効果を発揮します。ただ、ヘルニアを根本的に治療するものではないという点には注意が必要です。

手術の目標は、顕微鏡を用いた神経に対して安全な操作で、確実にヘルニアを取り除くことです。内視鏡(または顕微鏡)を用いて小さな皮膚切開で行う手術が普及しつつあります。しかし、移動したヘルニアや巨大ヘルニアでは、小さな皮膚切開にこだわると安全性と確実性が損なわれます。
脊椎脊髄外科手術指導医や内視鏡手術認定医に相談して、その医師が得意とする方法で、安全で確実な手術を受けて下さい。

ヘルニアは靭帯を突き上げて膨隆し、大きくなると靭帯を破り脱出します。この靭帯を破り脱出したヘルニアは異物とみなされ、自己免疫機構が働いて白血球が貧食、消化され縮小します。これがヘルニアが手術なしで改善する一つの理由です。

ただ、すべての椎間板ヘルニアが自然に消えるわけではありません。消えやすいのは、髄核が椎間板と神経の間にある後縦じん帯を突き破っている場合です。その場合は、免疫細胞が反応して、飛び出した髄核を食べるため、ヘルニアが自然に消えるのですが、髄核が後縦じん帯を突き破っていない場合は、免疫細胞が反応しにくいため、椎間板ヘルニアは自然に消失しにくいと考えられています。

まずヘルニアについて説明しましょう。ヘルニアとは、体内のある臓器が本来あるべき位置から脱出してしまった状態を指します。有名なところでは、臍ヘルニア〈でべそ〉、鼠径ヘルニア〈脱腸)があります。これが背骨のクッションである椎間板におこったものを椎間板ヘルニアと呼びます。椎間板の中に存在する髄核というゲル状の組織が、外に飛び出してしまった状態です。

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