はやぶさ2 命運握る4人の司令

はやぶさ2 命運握る4人の司令
今月22日に小惑星リュウグウへの着陸に挑む探査機「はやぶさ2」は、綿密に練られた地上からの指示によって運用され、順調な旅を続けてきた。
【写真特集】はやぶさ2撮影画像リュウグウの地表鮮明に同社は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の歴代の衛星や探査機の運用支援者を担当してきた。はやぶさ2には深野さんら4人が送っている。コマンドとは、探査機に「この機器の電源をオン(オフ)にしろ」「カメラのシャッターを切れ」「何時何分にエンジンをこのくらい噴け」などと命じる指令のこと。
運用支援者は相模原市にある管制室中央の席に座り、日の運用を取り仕切るプロジェクトチームのスーパーバイザーの指示のもとでコマンドを受け取った探査機は、指示に従ってどう動いたかなど探査機の状態を知らせる「返事」は、まず管制室の運用支援者のコンピューターに戻ってくる。
つまり、運用支援者が「地球ではやぶさ2の最も近くにいる人」といえるだろう。はや2の最も気を使うのは、送信するコマンドの正確性だ。もし誤ったコマンドを送れば、探査機が想定しない動きをすることになり、故障やトラブルに直結してしまうからだ。
ミッションが成功して周囲が盛り上がったり、難しい局面で議論が起きたりしている場合も、「私たちは目の前のコマンドだけに集中する。常に、次に何をすべきかを考えている」(深野さん)という。これまでに最も多いときは、12時間の担当時間中に4000個もコマンドも送った。
石出さんは「私たちの仕事は、はやぶさ2にコマンドを確実に届けること。コンピューターの設定値などの指さし確認を励行するとともに、私たちがはやぶさ2へ正しいコマンドを送る「最後のゲート」だと肝に銘じ、たとえミスがあったとしても自分たちのところで見逃さないように注意している」と気付き、確認した結果、修正したこともあるという。
緊張した場面は数え切れないというが、中でも記憶に残っているのが、昨年9月に実施した小惑星へ降下するリハーサルで、高度が把握できなくなってリハーサルが中止になったとき。ちょうど担当だった深野さんは「周囲がざわつき、皆が神経をとがらせていた。降下中止後の手順は事前に準備していたが、降下するための手順から頭を切り替えてコマンドを打つとき、かなり神経をつかった」と振り返る。
運用支援者の机には、コマンドを送るための端末のほか、長野県佐久市の雨雲や雷、風速をチェックする端末も置かれている。地球から3億キロ以上も離れているはやぶさ2との交信は、片道約20分、往復約40分かかる。佐久市には探査機と交信する大型アンテナがあり、そこへ台風や厚い雲が来ると、はやぶさ2からの電波を十分に受信できなくなる恐れがある。
そこで、運用支援者は常に佐久市付近の天候に目を配り、「早めにコマンドを送りきった方がいい」「(はやぶさ2が着陸する際は、高度約50メートルより下は自動運転になり、着陸にてこずってきたはやぶさ2だが、「近くまで接近する運用はかなり熟練してきた」(石出さん)と自信を見せる。はやぶさ2のデータが)返ってくるときに厚い雲がかかる可能性があるので、今はやめたほうがいい」などの提案をするという。大きな夢、社会の期待の大きさも仕事の励みに表面がデコボコだらけで、着陸の瞬間に地上からできることはない。
はやぶさ2への社会の期待の大きさも仕事の励みになっている。二人はこう話す。深野さんは「たった1台しかないはやぶさ2と日向き合い、その責任感の重さを感じながら仕事をしている」、石出さんは「私たちの仕事が他の人たちの夢にもつながっているように感じている。
「期待を裏切らないように頑張っていきたい」。運用最前線のメンバーの正確かつ着実な仕事があってこそ、はやぶさ2のミッションの成功があるといえそうだ。

[紹介元] Yahoo!ニュース・トピックス – 主要 はやぶさ2 命運握る4人の司令

twitterの反応

🇯🇵雅 【拉致被害者全員救出】🇯🇵 @X1NXqSCLyeB7oyy

> 韓国の学生と共にデータ解析に当たる石黒正晃ソウル大教授(太陽系天文学)は「はやぶさ2が調べきれなかった謎を解明したい」と意気込んでいる。 (ソウル共同) どうして韓国と... 誰がこのような決定を…

なめこ @LgWnpJj5QGZu62r

はやぶさ、はやぶさ2プロジェクトチームの一員として長く関わられたソウル大学の石黒正晃教授によるリュウグウのフォローアップ観測計画に対し、不当で無用なコメントが多数投稿されているためコメントしました。 ▼日韓合同でりゅうぐう観測 来秋にも、北大の特…

青森県立郷土館(ツイッタ-担当) @aomori_kyodokan

青森県立郷土館 次回の土曜セミナーのお知らせ。11月23日(土)のテーマは 「小惑星探査機『はやぶさ』1号機から2号機への歩み」。13時30分から1階小ホールにて開催します。

ササカズ @sasakaz

今日は、仙台出張です。今回は、いつもと時間帯が違います。はやぶさ、こまちコンビですが、はやぶさは、新青森止まり、こまち号は、雫石に停車する少し変わった列車です。今日も一日元気に出発進行(^^)

あかり @shirokuro309

【小型ロボが小惑星りゅうぐう着陸】 7月22日天球図 コード178「竜宮城」 「竜宮」のワードが入ったコードは、全720コードの内でたった2つだけ。 前回「はやぶさ2」がリュウグウへ到着した時のコード266にも、「竜宮」というワードが入っていまし…

あかり @shirokuro309

9/21 ホロスコープ日運 コード178 「竜宮」 まさに!!ですね|ω・`)⁎⁺˳✧༚ 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は21日、探査機「はやぶさ2」が搭載する2台の小型探査ロボット「ミネルバ2-1」を小惑星「…

緑の疾風bot@運行5周年 @200kei_trainbot

【お知らせ】 『緑の疾風bot』の、 兄弟アカウントが誕生しました。 新幹線E5系 『はやぶさbot』  E5_longnosebot わたくし共々、 よろしくどうぞ。

渡辺謙仁 @ken_ini

うちの6歳児より。 はやぶさ2、かっこいいね。がんばって。りゅうぐうもかいたよ。 SAYONARA_Ryugu

島袋悠飛@坂道シリーズ推しですが何か?/MMTで強く誇りある日本を取り戻せ!/ファルコン🎌 @yamato2217

隕石のもとは小惑星だと言われている。はやぶさ2がサンプル採集に成功したリュウグウは、C型なので炭素が多く含まれた組成だ。もしかすると、リュウグウの破片からも糖が検出されれば、地球生命の誕生の謎を解くカギになる 地球生命誕生の材料か 隕石から「糖」を初めて検出

100体ヒカリアンbot @100hikarian_bot

はやぶさ ■ EF66+24系25形寝台特急 ■ 走行区間 東京~下関        (寝台車は西鹿児島まで) 関東、関西、中国、九州を幅広く守るヒカリアン。EF66は東京から下関までのエリアを担当する。背中のハヤブサと昼夜交代しながら共に鋭い眼差しで安全を見守る。

⭐️sho⭐️ @shodai_ex

はやぶさ Peing 質問箱

なおくん@宙のひと @naokunkkknaokun

僕たちは皆、星の子。もうすぐそれを「はやぶさ2」の持ち帰る資料が証明してくれます。 そうすれば「星を見ることは、母なる故郷を思うこと」って、声を大にして言えますよ。

はやぶさの父 川口淳一郎博士の名言 @kawaguchi_Jun

はやぶさ、そうまでして君は~生みの親がはじめて明かすプロジェクト秘話 内容紹介より 日本の宇宙開発の歴史を変えた、前人未到のプロジェクトの全容がここに。

はやぶさ2PM 國中均博士の名言_bot @h_kuninaka_bot

もし「はやぶさ2」がサンプルを持ち帰ることが出来れば、「1999JU3」から持ってきたものとはっきりわかる上、密閉容器に入っているので地上での付着物がないから研究対象になる。種の起源に関する学説が、ひっくり返るようなことになるかも知れない。

パルタ @robotpalta

ギガスラならほぼ1ターンキルできてるのに、はやぶさ斬りされるとかえってダメージ食らってしまうんですよ。バッチリならともかく、ガンガンにしてるので作戦通り動いて欲しいです。明日報告してみますね。

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